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2013年 08月 20日

不老の滝と姥の滝

不老の滝と姥の滝_e0284019_904788.jpg


静岡県の北東のはずれ、駿東郡小山町の滝、不老の滝、姥の滝、遊女の滝を訪問してきました。
今回は、不老の滝と、姥の滝の報告です。

 国道246号、中島インターから、柳島、不老山方面に進む。柳島公会堂前を過ぎて集落を通り抜け山口橋を渡りそのまま進むと(約1.8km)もう一つの橋、不老橋だ

 この日(2013年8月18日)、午前10時静岡県駿東郡小山町柳島(おやまちょうやなぎしま)の集落のメーンストリートを走っていると・・・
自宅の庭で草取りをしているおじさんがいた。

「お仕事中済みませんが、ちょっと教えてください」

「はい、なんですか?」

「あのー、不老の滝へ行くのはこの道でよかったですねぇ」

「そうです。でも、今は台風で道が壊れてしまって、いけないですよ」

「実は、今からちょうど2年前に一度来てるんですけど、その時は、道が流されてしまって、川原を歩いて、何とか二つ目の橋んとこまで行ったんですけど、あの白い橋に流木が山のように引っかかっていて、行けそうもないのでそこで引き返してきたんですよ。あの橋のすぐ向こうに滝はあるんだそうですよね」

「そうですけど、ずーっと川原を歩かなくってはならないですよ。道路を直してくれるように街に陳情してるようですけど、生活に必要な道じゃないもんで、なかなかやってくれないんですよ」

「それじゃ2年前のまんまですか?」

「そうです、だから危ないですからやめた方がいいですよ」

「そうですか、それじゃぁ、折角来たから気を付けながら行けるところまで行ってみます。有難うございました」。

こんな会話を交わしてから、車を走らせた。


一昨年の夏に、この地を訪れた事があったが、2番目の橋(不老橋)がこんな状態だった。

流木が山盛りになっていた不老橋(2011-07-10撮影)
不老の滝と姥の滝_e0033229_19145616.jpg


その時もこの道路は通行止めにはなっていなかったが、最初の山口橋を渡ってちょっと行ったところで、川沿いの道路は、流されて無くなってしまっていた。仕方なく、そこに車を置いて、川原を歩いたのだった。

その時よりもひどい状態になっているはずがない」と思って車を走らせた。

ところが、最初の山口橋を渡って、どこまで行っても道が壊れたところがない。
ついに白い橋が見えてきてしまった。

そして橋を渡ってしまった。これが不老橋だった。
同じ不老橋(2013-08-18撮影)ガードレールの落書きはそのままだが、流木はない。
不老の滝と姥の滝_e0033229_19211647.jpg


・・・・・と言うことは地元の住民も知らないうちに、あのずたずたに流された林道は綺麗に修復されてしまっていたのだった。
最初の橋ののところにあった道標を帰りがけによく見ると・・・
不老の滝と姥の滝_e0033229_19283127.jpg


本題に入ります。

不老橋を渡ったところに、工事用と思われる駐車スペースがある。
この不老橋の手前にも、この前は河原だったところに駐車できるスペースができている。
車が入れるのはここまでで、林道はこの先で治山工事がまだ行われているために通行止めになっている。

ここで支度をして、通行止めのロープをくぐって先へ進む。
坂道を200mほど進むと
不老の滝と姥の滝_e0033229_1933163.jpg


ここから沢に入るのだが、路らしい路はない。向こうの方に滝は見えるが・・・・。


沢伝いに大きな岩をよじ登って、最下段の滝のところまで行ったが、その先は今の私には無理だ。
まず全体の写真を1枚。上下4段の不老の滝
不老の滝と姥の滝_e0033229_19403743.jpg


一番手前が最下段、その向こうに2本、その上にも一本ある、全落差はどのくらいあるのか見当がつかない。
左岸はとっても登れないし、右岸の山肌は土が崩れやすく立木も少ない、でも登らなければ上の滝が見えない。

右岸の山によじ登った。

途中まで登って、立木にしがみついて写真を撮った。

不老の滝の上3段部分
不老の滝と姥の滝_e0033229_19473185.jpg


あとは、両手両足を使って、尾根までよじ登って戻ってきた。
滝自体は面白い滝だが、もう一度ここへ行ってみようとは思わない。
これ正直な感想。


次の滝「姥の滝」

この近くに、あの童謡で

足柄山の山奥で
熊にまたがりお馬のけいこ・・・・・

とうたわれる「金太郎」の母親の名前の付いた「八重桐の池」と言う公園がありその近くに滝はあるのだが、公園の案内看板にある滝の位置を探しても、滝がありそうなところがない。

もしかしてこれかな?と思って崩れた土砂のが積もって、名がグルが埋まりそうな砂の上をそっと歩いて、少し水が流れる小さな沢に入ってみると・・・・奥に見えたのが・・

「なんだ、こりゃぁ」「こらぁだめだ、滝に×印がついている。

それも10mを超える高さの滝全体を隠すようにだ。
これが八重桐の池近くの「姥の滝」
不老の滝と姥の滝_e0033229_203039.jpg


どうやら、この滝の落ち口のすぐ上にあった大木が水の流れに根元の土が流されてそのまま滝に落ちてしまったようだ。
直径30cm近くもありそうな杉の大木が2本・・それも×の字になっている。
上の方を見ると、根っこを丸出しにした大木がまだ落ち口の上にある。
このこの木もそのうち滝つぼにダイビングする運命にあるようだ。

「これじゃぁたきじゃぁないたぬきのたきでこれはきだ」なんだかわからないような独り言を言いながら滝を後にした。
by takihana117 | 2013-08-20 09:13


真冬でも滝に行きたい


by takihana117

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